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Vol.307 本当に一流の人 〜浅田真央さんがくれた贈り物〜
新年の朝、郵便屋が年賀状に混じって小包を配達してきたので、誰からだろうと差出人を見ると浅田真央さんからだった。
びっくり仰天したのは言うまでもない。
しばし呆然とした後正気に返り、包みを破らないよう慎重に開けると、中から『浅田真央17歳』(宇都宮直子著)が出てきた。すぐに読んでお礼の手紙を書いた。
ぼくの2009年は、こんなうれしい出来事とともに始まった。
(真央さん、ありがとう!)
浅田真央さんとは数年前に会い、それから時々手紙を書いているが、多忙な中でも返事をくれる。それは世界女王になった今でも変わらない。今や世界中のフィギュアファンで知らない人がいないほど彼女は有名となった。しかしそんな今になっても、ぼくのような一人のファンさえも大事にしてくれる。
本当に一流の人とはこういう人のことなんだと、つくずく頭が下がり、これからも一層気持ちを込めて応援しようと決意を新たにした。
松井政就
'09.1.7
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松井政就(まつい・まさなり) 作家。中央大学早退。主な作品『賭けに勝つ人 嵌(はま)る人』(集英社新書) 『NO.1販売員は全員フツーの人でした。でも、売上げ1億円以上!なぜ?』 『経済特区・沖縄から日本が変わる』 『ディーラーホースを探せ』(光文社) 『神と呼ばれた男たち』等。作品作りの傍らカジノプレイヤーとして海外を巡るほか、ビジネスコンサルタント、大学講師などを務める。
http://tjklab.jp/ |
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