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Vol.322 激走する人気薄馬はぼくの幻か 〜もうすぐみんなでガッポリだ〜
何年ぶりかで3日続けて徹夜した。
次の本の締め切りで、遅れていた原稿を仕上げなければならなかった。厳密に言えば喫茶店で昼間うたた寝していたから、全徹ではなく半徹だが、こんなに真剣に働くのは久しぶりだ。
仕事に燃えている時は、なぜかいつもより競馬の予想にも熱が入った。
土日(4/4〜5)の4つのメインレースで、ぼくの本命は次の4頭。
土)阪神メイン: オリジナルフェイト(2着)
土)中山メイン: エーシンエフダンス(1着)
日)阪神メイン: 産経大阪杯 ディープスカイ(2着)
日)中山メイン: ダービー卿CT マイネルファルケ(2着)
配当は安かったものの、本命にした馬が全て連対してくれたのはうれしい限りで、中でもダービー卿CTで本命にした人気薄のマイネルファルケが、ゴール寸前まで逃げ粘って2着に入ったことには、自分で予想しながらも勇気づけられた。
会員の皆さんにももちろんこの予想を送ったのだが、中にはマイネルファルケを本命にしたことについて「マジメにやってください!」と言ってきた人がいた。激走するファルケに「ソレ、行け!」と叫びながら、ぼくはいつも大マジメなんだけどなと思った。
レース後、「マジメにやれなんて言ってすみません。まさか来るとは思いませんでした」と、その人からメールが来たので、「マジメにやり過ぎて胃潰瘍になりそうです」と返事をしておいた。
いよいよG1シーズン。みんなでガッポリ儲けたい。
松井政就
09.4.5
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松井政就(まつい・まさなり) 作家。阿智中学校早退。主な作品『賭けに勝つ人 嵌(はま)る人』(集英社新書) 『NO.1販売員は全員フツーの人でした。でも、売上げ1億円以上!なぜ?』 『経済特区・沖縄から日本が変わる』 『ディーラーホースを探せ』(光文社) 『神と呼ばれた男たち』等。作品作りの傍らカジノプレイヤーとして海外を巡るほか、ビジネスコンサルタント、大学講師などを務める。
http://tjklab.jp/ |
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