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Vol.345 クイーンステークスの秘密 〜変則開催の今年も当たるだろうか?〜
政権交代を目指して民主党をはじめとした野党が街をかけずりまわっている。その野党の掲げた政策のあら探しをして、自民党が悪口を叫びながらその後を回っている。
元々政権を持っていた党が下野するのは、そりゃー嫌だろうが、人間には時には潔さが必要だ。
人間にとっては間違いを認めることは恥ではない。間違いを認めずにウソで塗り固めて間違いをあたかも間違いではなかったかのように話をすり替えることが本当の恥である。
小泉や竹中の行った、見かけだけの形式的な自由ばかりを無理矢理推進して、国民の生活を壊してしまった自民党は、いっぺん、自分の間違いを認めたらいい。
人間は、間違いを間違いとしてきちんと認める人をいつまでも攻撃しない。しかし、自分の犯した間違いを隠して、いつまでも他人のせいにする人は、永久に嫌悪するだろう。
さて、本題の競馬の話。
ぼくはこの数年、クイーンステークスが当たっているのだが、そのわけは簡単だ。連対馬の「予告レース」に気づいたからだ。 いつも来てくれる読者のみなさんに、大サービスで教えてしまおう。
予告レースは、直近の札幌開催で牝馬が勝ったレースだ。
2006年は該当レースが馬連4-13でクイーンSが4-9(4が連動)。
2007年は該当レースが馬連2-7でクイーンSが1-2(2が連動)。
2008年は該当レースが馬連1-4でクイーンSが4-8(4が連動)。
さて今年だが、変則開催で函館競馬を札幌で行っているため、その中の該当レースの馬連が6-14と、2回札幌の馬連4-11の中から連対馬が出るということになる。 例年通りなら6番ザレマか14番ムードインディゴ、変則開催の今年ということを考慮すれば4番ヤマニンメルベイユか11番スペルバインドということになる。
では、この中のどれを本命にするか? それは去年の出走表を見るといい。 「あっ!」と声を上げるはずだ。
松井政就
'09,8.15
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松井政就(まつい・まさなり)
作家。長野県下伊那郡阿智村立会地小学校早退。
主な作品:
★『ギャンブルにはビジネスの知恵が詰まっている』(講談社プラスアルファ新書) ★『賭けに勝つ人 嵌(はま)る人』(集英社新書) ★ 『NO.1販売員は全員フツーの人でした。でも、売上げ1億円以上!なぜ?』 ★『ディーラーホースを探せ』 ★『経済特区・沖縄から日本が変わる』(以上、光文社) ★『神と呼ばれた男たち』等。 作品作りの傍らカジノプレイヤーとして海外を巡るほか、ビジネスアドバイザー、大学での講師などもたまに務める。
http://tjklab.jp/ |
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