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Vol.352 女優ヌード歴のどこが悪い? 〜民主党の“森伐採姫” 田中美絵子議員ガンバレ〜
今朝ぼくは新聞受けを見て「おおー」と声を上げてしまった。
かつてコスプレ美人風俗ライター歴があったことで話題になっている民主党の新人議員“森伐採姫”こと田中美絵子さんに、映画に出演してヌードになっていた女優歴があるという記事がスポーツ新聞の1面トップになっていたからだ。
朝のテレビでは、各局ともにその話で持ちきりになっていて、報道によれば、民主党幹部の一部が頭を抱えているということだった。なんでも、コスプレ風俗ライターだったということで肝を冷やし、今度はヌード歴ということで、青い顔になっているという。
青い顔ではなく、赤い顔の間違いじゃないのか?
そもそもぼくは、彼女がコスプレ風俗ライターをしていたと聞いたときから、大したもんだと感心していた。 ぼくも長い間雑誌に記事を書いてきたが、一部のタレントや有名人を除き、フリーの記者は得てしてべらぼうなことを要求されるものだ。 風俗の突撃取材なんてイロハのイで、まさに田中さんは自分の体を張って記事を書き、映画では文字通りヌードまで見せた。 その類まれな行動力に拍手すべきではないだろうか?
女性総理も可能と言われる蓮舫議員も、クラリオンガールを経て、ヌード(セミヌードだったかな?)になったことだってある。つまり、国を動かすような女性には、それくらいの魅力があってほしいし、むしろ自分の魅力や能力をちゃんとわかっている人のほうがいいかもしれない。
田中さんはそうした下積みを経て、国会議員秘書として勉強を重ね、そして自ら国政の舞台にまで駒を進めてきたわけだ。 何も心配せず、堂々と国会で活躍してほしい。
ヌードにまでなった人であれば、国民への情報公開だって大いに期待できる。
ウソばかりつき、悪事を隠してきたムサい議員たちとは雲泥の差だ。
拍手せずにはいられない。
ガンバレ、田中美絵子議員!(そのうち、議員会館で会いましょう)
松井政就
'09,9.9
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松井政就(まつい・まさなり)
作家。長野県会地小学校早退。
主な作品:
★『ギャンブルにはビジネスの知恵が詰まっている』(講談社プラスアルファ新書) ★『賭けに勝つ人 嵌(はま)る人』(集英社新書) ★ 『NO.1販売員は全員フツーの人でした。でも、売上げ1億円以上!なぜ?』 ★『ディーラーホースを探せ』 ★『経済特区・沖縄から日本が変わる』(以上、光文社) ★『神と呼ばれた男たち』等。 作品作りの傍らカジノプレイヤーとして海外を巡るほか、ビジネスアドバイザー、大学での講師などもたまに務める。
http://tjklab.jp/ |
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