|
Vol.361 後期高齢者 衝撃の優勝 〜脅威の老人・カンパニー〜
天皇賞(秋)が終わった。
ぼくの本命は女傑ウオッカだった。 前哨戦の毎日王冠で、かつての勢いに翳りが見えたこともあり、いつものようには人気にならなかったが、【5.3.1.1】(着外はジャパンカップの一回だけ)という、東京競馬場との相性に懸けることにした。
結果がご存じの通りクビ差の3着。惜しくも天皇賞連覇はならなかった。馬連は外れてしまったが、かろうじて3連複の9,970円が当たり、一矢報いた感じだった。
<天皇賞 3連複2-3-7 9,970円 何とか的中>
(下は3連単の外れ馬券。ウオッカが2着に来てくれていれば、来年のバンクーバーの費用が捻出できたのだが、あー残念!)
(←外れ馬券)
勝ったのは8歳のカンパニー。普通なら引退して牧場でお茶を飲んでヨウカンを食べている年齢だ。まさに後期高齢者。人間の世界も高齢化が激しいが、馬の世界も負けていない。
郵政の西川元社長は、みんなが頼んでないのに社長の座にしがみつこうとしたが、カンパニーは静かに密かに大仕事をやってのけた。
たいへんな違いだ。まだまだ現役で頑張ってもらいたい。
松井政就
'09.11.1
|
|
松井政就(まつい・まさなり)
作家。長野県会地小学校早退。
主な作品:
★『ギャンブルにはビジネスの知恵が詰まっている』(講談社プラスアルファ新書) ★『賭けに勝つ人 嵌(はま)る人』(集英社新書) ★ 『NO.1販売員は全員フツーの人でした。でも、売上げ1億円以上!なぜ?』 ★『ディーラーホースを探せ』 ★『経済特区・沖縄から日本が変わる』(以上、光文社) ★『神と呼ばれた男たち』等。 作品作りの傍らカジノプレイヤーとして海外を巡るほか、ビジネスアドバイザー、大学での講師などもたまに務める。
http://tjklab.jp/ |
|
|
|