|
Vol.373 肩の力が抜けた理由 〜阪神JFを渋く的中で食いつなぐ〜
海外へのフィギュア遠征費用の請求がやってきて、ついに口座が空っぽになった。サイフも向こうが透けて見えるほど薄く、原稿料の支払い日までどうやって凌ごうかと気を揉んでいた。 だから阪神JFは是が非でも当てないと命にかかわるレースだった。(大げさだな……)
そうやって固くなると、つい、ヘンな馬で勝負して外れてしまっていたのだが、今回は肩の力が抜け、あまり人気はなかったが、6番のアニメイトバイオを本命にして当てることが出来た。
<阪神JF 馬連6−18>
ところで、金欠の時はいつもは力むのだが、今回は肩の力が抜けていた。なぜなら3日前に肩が外れてしまっていたからだ。相撲部屋を見学に行って、股割りやらシコなどを教えてもらい、帰ってきて真似していたところ、ガクンと肩が外れてしまった。
馬券が外れるのは嫌だが、肩が外れるのはもっと嫌だ。
松井政就
'09.12.17
|
|
松井政就(まつい・まさなり)
作家。長野県会地小学校早退。
主な作品:
★『ギャンブルにはビジネスの知恵が詰まっている』(講談社プラスアルファ新書) ★『賭けに勝つ人 嵌(はま)る人』(集英社新書) ★ 『NO.1販売員は全員フツーの人でした。でも、売上げ1億円以上!なぜ?』 ★『ディーラーホースを探せ』 ★『経済特区・沖縄から日本が変わる』(以上、光文社) ★『神と呼ばれた男たち』等。 作品作りの傍らカジノプレイヤーとして海外を巡るほか、ビジネスアドバイザー、大学での講師などもたまに務める。
http://tjklab.jp/ |
|
|
|