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Vol.395 土壇場で準備完了 〜ゴールデンダリア激走で産経大阪杯万馬券的中!〜
今週末は桜が満開だったが、桜と言えば競馬のGTシーズンの到来。来週の桜花賞を皮切りに、怒濤のGTシリーズが開幕する。
「いくら金があっても足りない」と言われるシーズンの到来だが、今年のぼくは、すでにバンクーバーでお金を使い果たし、どうやってGTを乗り切ろうかと困り果てていた。
今週は、その軍資金を確保するためのラストチャンスということで、せっかく誘われたお花見も断って、競馬の研究に取り組んだ。
狙ったのは産経大阪杯。
有馬記念馬のドリームジャーニーが出てくれば一本かぶりの人気は間違いない。しかし本気で天皇賞に挑戦するなら、本番より1200mも短いレースで無理に差し切るレースをするとは思えない。
さらに、大相撲の把瑠都(ばると)関が大関に昇進したということで、名前が似ているというだけで、関係のないシェーンヴァルトに人気が集まっていたので、こいつも不要だと思っていた。
そこで注目したのがゴールデンダリア。
実力はあるのに、中山の特殊な馬場で不利ばかり受け、勝てると思っていた金杯で惨敗し、AJC杯でも後退。そのせいで、大阪杯では9番人気という、無視された存在になっていた。
そんなに人気が無いならむしろ買い。来れば大穴間違いなし! というわけで、ゴールデンダリアから勝負した。
馬券を買ってしまえば、後はレース結果を待つのみということで、飛鳥山公園で、遅ればせながらの桜見物をしていた。
<飛鳥山公園のお花見>

すると、酔っぱらった学生がワンセグを見ながら
「大穴だ!大穴だ!」
と叫んだ。
超人気薄のゴールデンダリアが本当に2着に突っ込み、馬連でも256倍がつく大穴が出たのだ。
<産経大阪杯 馬連6−11 2万5,640円的中!>

GTシリーズ直前のレース。まさに土壇場で軍資金が転がり込んでくれた。来週からのGTシリーズで増やしたい。
松井政就
'10, 4. 4
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松井政就(まつい・まさなり)
作家。長野県阿智村会地小学校早退。
主な作品:
★『ギャンブルにはビジネスの知恵が詰まっている』(講談社プラスアルファ新書) ★『賭けに勝つ人 嵌(はま)る人』(集英社新書) ★ 『NO.1販売員は全員フツーの人でした。でも、売上げ1億円以上!なぜ?』 ★『ディーラーホースを探せ』 ★『経済特区・沖縄から日本が変わる』(以上、光文社) ★『神と呼ばれた男たち』等。 作品作りの傍らカジノプレイヤーとして海外を巡るほか、ビジネスアドバイザー、大学での講師などもたまに務める。
http://tjklab.jp/ |
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