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Vol.404 馬連の人 〜GTシリーズは生き残りゲーム〜
GWが終わってしまい、この後どうやって夏休みまで頑張ればいいのか途方に暮れながら、日曜日のNHKマイルカップを戦った。
このレースは昨年にジョーカプチーノを推奨し、大万馬券を仕留めたレースなので、今回も力が入ったが、結果的には堅いレースだった。
下馬評ではサンライズプリンス、リルダヴァル、ダノンシャンティが人気を集め、新聞各紙でも、どれを本命にするかが最大の注目となっていたが、ぼくが本命にしたのはダノンシャンティ。なぜなら「7枠」に入っていたからだ。
7枠には清水美調教師のガルボという馬が出ていたのだが、この清水調教師は前日に4頭出走させ、その全てが7枠に入っていた!
枠順は抽選だということになっているが、これは、偶然では滅多に起きない確率。つまりJRAは「7枠を買いなさい」と教えてくれていたというわけだ。
競馬会員さんにはこれまでにも何度か詳しく話してきた通り、今年のGTはこの手のヒントで当たる。
そんなわけでNHKマイルは7枠鉄板で迷わず勝負できた。
ちなみに、昨年200万馬券が出たことで、超大穴を狙う人が多かったと思うが、ダノンシャンティが来れば超大穴にはならないので、馬券も馬連勝負で正解だった。
天皇賞(春)に引き続いて、すっかり「馬連の人」になっているが、ギャンブルで重要なのは生き残ること。馬連をしぶとく当てて生き残っていけば、やがて大万馬券が舞い降りるはず。
そんな気持ちで春のGT後半戦に挑みたい。
松井政就
'10. 5. 10
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松井政就(まつい・まさなり)
作家。長野県阿智村会地小学校早退。
主な作品:
★『ギャンブルにはビジネスの知恵が詰まっている』(講談社プラスアルファ新書) ★『賭けに勝つ人 嵌(はま)る人』(集英社新書) ★ 『NO.1販売員は全員フツーの人でした。でも、売上げ1億円以上!なぜ?』 ★『ディーラーホースを探せ』 ★『経済特区・沖縄から日本が変わる』(以上、光文社) ★『神と呼ばれた男たち』等。 作品作りの傍らカジノプレイヤーとして海外を巡るほか、ビジネスアドバイザー、大学での講師などもたまに務める。
http://tjklab.jp/ |
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