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Vol.446 渾身の予想で年の瀬を乗り切る 〜今週はいよいよ有馬記念〜
いよいよ今年も大詰めに差し掛かってきた。
友達が勤めている会社では、もう冬休みになったというので、それは随分恵まれた会社だと思いきや、そうではなく、不況で仕事が無いので会社自体が休みになったのだそうだ。
はた目には羨ましく見えても、実際はそうでもないことが世の中にはまだまだたくさんあるということだ。
他人のことを言っている場合ではない。
ぼくがまさに綱渡りだ。
阪神JFでは何とか馬単を当てたが配当が安かったし、先週の朝日杯でもサダムパテックを切れずに苦労したが、読者のみんなに推奨したグランプリボスの単勝勝負が命中してくれて、有馬記念に向けて弾みをつけることが出来た。(3連複も何とか的中)
しかし、依然として危ない綱渡りだ。秋G1は8勝2敗なのに、配当が安いため大きく儲けるのが難しいのだ。
今朝、盟友の作家畠山健二氏から、
「有馬が当たれば帝国ホテルで、もし外れたら帝国ホテルの見えるガード下で呑もう」
と誘いが来たが、笑っている場合ではない。有馬は今年最大の勝負をかけるつもりだから、もし外れたら、お酒だけでなく、寝るのもガード下になりかねない。
まさに命がけだ。
というふうに力が入り過ぎてもいけないが、居眠りしない程度にリラックスして、有馬をズバリ、仕留めたい。
空き菅内閣が度が過ぎてアホなことも、今年は仕事がなかなか上手く行かなかったことも、有馬記念さえ当たれば3日くらいは忘れられ、明るい気持ちになれるかもしれない。
松井政就
'10.12.21
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松井政就(まつい・まさなり)
作家。長野県阿智村会地小学校早退。
主な作品:
★『ギャンブルにはビジネスの知恵が詰まっている』(講談社プラスアルファ新書) ★『賭けに勝つ人 嵌(はま)る人』(集英社新書) ★ 『NO.1販売員は全員フツーの人でした。でも、売上げ1億円以上!なぜ?』 ★『ディーラーホースを探せ』 ★『経済特区・沖縄から日本が変わる』(以上、光文社) ★『神と呼ばれた男たち』等。 作品作りの傍らカジノプレイヤーとして海外を巡るほか、ビジネスアドバイザー、大学での講師などもたまに務める。
http://tjklab.jp/ |
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