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Vol.471 怒りの安田記念 〜空き菅ペテンで暗黒時代にリターンか?〜
ダービーが終わってしまうと、文化祭がすっかり終わったような気持ちになる。そんな明日は安田記念。
その2日前、政治の世界ではトンデモナイ事件が起きた。
空き菅総理の大ウソ発言だ。
空き菅内閣不信任案の採決直前に、辞意を表明し、否決に持ち込んだ後になって、「辞めるとは言ってない」と会見。 日本中を唖然とさせた。ああいうのを狂言という。
あれが通るなら世の中にウソというものは存在しないことになる。
もはやモラルは崩壊し、世の正義も失われた気がする。
日本橋の行きつけの飲み屋に行ったところ、空き菅のペテンに激怒した店長は体調を崩して寝込んでしまい、常連の客も腹をたて、金輪際、民主党には投票しないと結束を誓っていた。
彼らは競馬仲間で、この怒りを安田記念にぶつけたいと、ぼくにオススメの馬を尋ねてきた。
「何を買えばいい?」
「そうだな。これでまた政治は暗黒時代に逆戻りするから、ストロングリターンがいいんじゃないか?」
「そんな理由で来るのかよ」
「じゃあ、ぼくに訊くなよ」
松井政就
'11. 6. 4.
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松井政就(まつい・まさなり)
作家。会地小学校早退。
主な作品:
★『ギャンブルにはビジネスの知恵が詰まっている』(講談社プラスアルファ新書) ★『賭けに勝つ人 嵌(はま)る人』(集英社新書) ★ 『NO.1販売員は全員フツーの人でした。でも、売上げ1億円以上!なぜ?』 ★『ディーラーホースを探せ』 ★『経済特区・沖縄から日本が変わる』(以上、光文社) ★『神と呼ばれた男たち』等。 作品作りの傍らカジノプレイヤーとして海外を巡るほか、ビジネスアドバイザー、大学での講師などもたまに務める。
http://tjklab.jp/ |
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