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Vol.514 選手村はSEXの聖地 〜スーパーアスリート量産の秘策〜
盛り上がるロンドンオリンピックの裏で、ある問題が起きている。
選手村でコンドームが足りないというのだ。
92年のバルセロナ大会から始まった選手へのコンドーム無料支給だが、今大会では史上最多の15万個が配布されたにもかかわらず、すでに品切れとなっている。
言うまでもないが、コンドームは風船にして遊んだり、水を入れてヨーヨーにしたりするためのものではなく、性行為で使うもの。つまりその配布を組織委員会が承認しているということは、選手村での性行為を事実上奨励しているといえる。
サッカーアメリカ代表の美人ゴールキーパー、ソロ選手はこう話す。
「選手村では70%以上の選手がSEXしていて、屋外でしているところも目撃した」
まるでSEXの聖地と化している選手村だが、それはともかく、選手村でのこの状況はスポーツ界にとって大きなチャンスだ。
オリンピックは世界最高の選手が集まるまたとない機会。その選手村でそんなにSEXが盛んなら、いっそのことコンドームなど配布せずにそのままさせたらいいのではないか?
そうすれば、来年の今頃には世界最強のDNAを搭載したスーパーアスリートの子供が世界中で何千人も誕生することになる。
その子たちが出場する未来のオリンピックでは、信じられないような大記録連発で、異次元の世界に突入することだろう。
そんな絶好のチャンスをコンドームの配布でみすみす潰してしまうのは何とも惜しい気がする。
2012.8. 7 松井政就
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松井政就(まつい・まさなり)
作家。会地小学校早退。
雑誌記者、AVメーカーの事業プランナー、カジノプレイヤー、大学の講師、国会議員のスピーチライターなどの経歴をもつ。
・新聞・雑誌の連載に『競馬と国家と恋と嘘』(夕刊フジ)、『神と呼ばれた男たち』『パラダイスを探せ』『羅紗の女神』ほか。
・単行本に『賭けに勝つ人嵌る人』(集英社)『ギャンブルにはビジネスの知恵が詰まっている』(講談社)『No.1販売員は全員フツーの人でした。でも、売上げ1億円以上!なぜ?』『経済特区沖縄から日本が変わる』『ディーラーホースを探せ』(光文社)『WHY
SHE IS SPECIAL?』『絶対に彼女には読ませたくない本』などがある。
http://tjklab.jp/ |
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