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Vol.548 何とか食らいついたジャパンカップ
〜やはりムーアで復活!ジェンティルドンナ連覇〜
ジャパンカップが終わった。
結果はジェンティルドンナの連覇。
これは言うべきかどうか迷っていたが、ジェンティルドンナは天皇賞・秋はあくまで叩き台で、本当の狙いはジャパンカップにあると思っていた。なぜなら、天皇賞とジャパンカップでは賞金額があまりに違うからだ。
天皇賞を本気で勝ちにいってジャパンカップで負けるより、天皇賞を叩き台に徹してジャパンカップを勝ったほうがずっと賞金は高い。
みんな覚えていると思うが、ウオッカ、ブエナビスタも、ジャパンカップを勝った年は天皇賞を捨てていた。だからジェンティルが天皇賞で負けたのを見て、ジャパンカップこそ勝負だと思った。
それが、ぼくが秋の勝負レースをジャパンカップに決めていた理由だった。
さらに、吉報が舞い込んだ。騎手がムーアに乗り替わったことだ。これはジェンティルの好走をさらに後押しした。なぜならジャパンカップで2年連続して来た牝馬は全て異なる騎手だったからだ。
ゴールドシップのあれほどの沈没までは予想できなかったが、馬券はジェンティルから4点の勝負。今年の秋G1は、要素を満たした枠で決まっているので、今回も欲張らず枠連で勝負した。配当は20倍だったが、納得のいくジャパンカップだった。
これを励みに、次も頑張りたい。
(下記の比率で馬券を買いました)
2013. 11. 24 松井政就
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松井政就(まつい・まさなり)
作家。会地小学校早退。
雑誌記者、AVメーカーの事業プランナー、カジノプレイヤー、大学の講師、国会議員のスピーチライターなどの経歴をもつ。
・新聞・雑誌の連載に『競馬と国家と恋と嘘』(夕刊フジ)、『神と呼ばれた男たち』『パラダイスを探せ』『羅紗の女神』ほか。
・単行本に『賭けに勝つ人嵌る人』(集英社)『ギャンブルにはビジネスの知恵が詰まっている』(講談社)『No.1販売員は全員フツーの人でした。でも、売上げ1億円以上!なぜ?』『経済特区沖縄から日本が変わる』『ディーラーホースを探せ』(光文社)『WHY
SHE IS SPECIAL?』『絶対に彼女には読ませたくない本』などがある。
http://tjklab.jp/ |
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