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Vol.563 人間のようなロボットかロボットのような人間か
糖尿病の部長と焼肉を食べていたら、店のテレビでロボット特集をやっていた。
ホンダのASIMOをはじめ、かつてソニーの作ったAIBO、そしてソフトバンクが発売したばかりのpepparを紹介し、ロボットがいかに人間のように知恵を持ってきたかを説明していた。
見ていた部長が手を止めた。
「ロボットなんか懲り懲りだ。オレの部下はみんなロボットみたいなヤツばかりだ。『はい』しか言わないし、何から何まで指示しないと動かないんだ」
2014.7.30
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松井政就(まつい・まさなり)
作家。会地小学校早退。雑誌記者、AVメーカーの事業プランナー、カジノプレイヤー、国会議員のスピーチライター等の経歴あり。
・新聞・雑誌の連載に『競馬と国家と恋と嘘』(夕刊フジ)、『神と呼ばれた男たち』『パラダイスを探せ』『羅紗の女神』ほか。
・単行本に『賭けに勝つ人嵌る人』(集英社)『ギャンブルにはビジネスの知恵が詰まっている』(講談社)『No.1販売員は全員フツーの人でした。でも、売上げ1億円以上!なぜ?』『経済特区沖縄から日本が変わる』『ディーラーホースを探せ』(光文社)『WHY
SHE IS SPECIAL?』『絶対に彼女には読ませたくない本』など。
http://tjklab.jp/ |
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