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Vol.567 ロボットに奪われる職業
先日、とある番組で、近い将来ロボットに奪われる職業を紹介していた。
やる内容が決まっている単純な作業はもちろんだが、コンピューターの発達により、本来は人間にしかできないと思われている業務もこなせるようになっているらしい。
驚くべきことにアメリカでは、すでに新聞記事もロボットが書いているそうだ。
ロボットはデータを瞬時に呼び出せるため、スポーツのように膨大なデータを分析する分野は得意中の得意。人間なら何日もかかるような記事が一瞬で書けてしまうという。
そうなると気になるのは競馬の予想だ。
コンピューターが本気を出せばもはや人間はお払い箱なのか…?
でも、コンピューターを駆使して連戦連勝という話は、先日最高裁で「ハズレ馬券は経費」と認められた大阪の伝説のサラリーマンくらいしか聞いたことがない。
いったいなぜなのか?
コンピューターは絶対に間違わないというから、その通りのレースにならないのは、走る側(走らせる側)の馬や人間のほうが間違っているということになってしまう。
どこか違っているような気がする。
2015. 3. 22 松井政就
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松井政就(まつい・まさなり)
作家。会地小学校早退。雑誌記者、AVメーカーの事業プランナー、カジノプレイヤー、国会議員のスピーチライター等の経歴あり。
・新聞・雑誌の連載に『競馬と国家と恋と嘘』(夕刊フジ)、『神と呼ばれた男たち』『パラダイスを探せ』『羅紗の女神』ほか。
・単行本に『賭けに勝つ人嵌る人』(集英社)『ギャンブルにはビジネスの知恵が詰まっている』(講談社)『No.1販売員は全員フツーの人でした。でも、売上げ1億円以上!なぜ?』『経済特区沖縄から日本が変わる』『ディーラーホースを探せ』(光文社)『WHY
SHE IS SPECIAL?』『絶対に彼女には読ませたくない本』など。
http://tjklab.jp/ |
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