【人は賭けに勝つためにゲームの技術を磨く。しかしそれは参加するための最低限の必要物に過ぎない。賭けとは相手との戦いのみならず自分との戦いである。それに勝つには自分との約束事が必要だ。それは賭けの世界を生き抜く鉄則とも言えるものだろう。 勝つために必要なこととは勝負を見つめることだけではない。自分が置かれた空間、場面、そして押し寄せる波を感じ取り、それに乗じる俊敏なる感覚を持つことである。それは賭けの世界に止まらず、一つの時代を捉える感覚とも言える】
『神と呼ばれた男たち』 第三章
高城剛 ~時代の帰結点としてのカジノ論~
松井政就著
(抜粋)
|
 |
2003年には、最新技術を駆使したルイ・ヴィトンのジャパンアニメーションを制作したほか、春にオープンした六本木ヒルズのCMをプロデュースするなど、流行の水先案内人的な役割を果たしている。
|
時にはカジノの勝ちが高級外車に化けることもあるという。
|
 |
総務省から情報通信審議会の委員を任命されており、「デジタルテレビとブロードバンドの国家戦略」を担当している。彼が委員として果たしている役割は、具体的なゴールを気づかせ、利用機会を創出することだという。
|
『カジノは一つの時代の帰結点』 |
 |
 |
|
 |
「これぞ日本式というアイデアとして”屋形船カジノ”なんかは面白いですね。まさに日本式カジノ客船です。でもこれは丁半博打のほうが似合ってしまいますし、実際はかなり問題になるでしょう(笑)」 |
(ドラえもん展に出品された高城氏の作品)
全文は本誌でご覧ください。
|
|
『賭けに勝つ人 嵌(はま)る人』(集英社新書)
-松井政就著
カジノの街として知られ、発展し続ける都市ラスベガス。訪れる日本人旅行者の数も、年々増える一方だ。しかし、自国内に合法的なカジノがないこともあり、多くの日本人がラスベガスでは苦い思いをしている。日本人が陥りやすい過ちとは何か?賭けで日本人が勝つためにはどうすればよいのか──。 |
|
 |
松井政就(まつい まさなり)
1966年長野県生まれ。飯田高等学校、中央大学法学部卒。宝くじ地震研究所所長。作家。作品作りの傍ら自らもカジノプレイヤーとして海外を巡る。主な作品『賭けに勝つ人
嵌(はま)る人』(集英社新書)『経済特区・沖縄から日本が変わる』(光文社)『ディーラーホースを探せ』(光文社)等。 |
|